信じるものより君が欲しい
髭(HiGE)、クラブジェイソンに行って来ました!
ダブルアンコールを見逃すという痛恨のミスに今までひとしきり落ち込んでたのですが、とりあえず感想文をかこうと思います。
演奏力が上がった。なんてど素人が何を言っちゃってるんだと思われそうですが、今日のライブの感想を一言でまとめるとこれ。演奏に一切の弛みがなかった。音のパワーが単純に倍増した。須藤さんの歌も、力強く感情をそのままぶちまけるような声で、いつもよりざらついた感じが非常に男前でした。MCに頼るのはもうやめたんだな、と感じたり。須藤さんの「マジでありがとう!最高だよ!」はZEPPのときと違って素直に響いてきました。無理な演出がなくなって、演奏だけにパワーが集中している感じ。 エレクトリックの断片にすべてを持ってかれた。ほんとうに、体が勝手に浮かび上がって溶けていきそうな、異次元に飛ばされそうな、文字通り持っていかれる、感覚。髭(HiGE)のライブでこんなのは久しぶりで、震えた。DJシラフ(ウサギ)を交えた6人編成で、フィリポがラップトップいじったり、宮っteaがキーボード叩いたり打楽器?やったり、コテイスイが踊ったり、フィリポとコテイスイが向かい合ってコンガ?叩いたり、須藤さんが歌ったり、斎藤さんがひたすらギター奏でてたり。凄まじく気持ちよかった。最後、一瞬静まってから、斎藤さんと須藤さんがギターであのメロディを奏で出した瞬間、涙が出そうになった。ほんとうに身体中の余計なものを全部吸い出された感じ。確かにリラックスエンターテイメントだわ。これまるまる一曲聴いちゃったら私、帰ってこれるんだろうか。来月が待ちきれない。
ジェイソンってことでマイナー選曲にちょっと期待してたんですが、それはまあ・・・って感じでした。ただ首謀者とI'm so sickはうれしかった!カリメロからI'm so sickの流れは最高だった。思わず叫んでしまいました。カリメロの歌いかた、凄く強い感じになってて、フラストレーションをぶつけてるのかな?須藤さんはやっぱりカリメロなのか・・・とか思いました。
エレクトリックの後の白薔薇良かったなあ。今の髭ってすごく腰にくる。宮っteaの演奏が凄く熱くてかっこよかった。「だって・・・死ぬ」の一瞬のタメにしびれた。
本編最後のハートのキング、これにも持ってかれました。なんていうか、一音一音の存在感が凄く増してて、最後の音の洪水にほんとうに頭から爪先まで全身が巻き込まれていく感じを味わった。
まあアンコール見逃したのは正直悔やんでも悔やみきれないけど、本編かっこよかったので仕方ないと諦めます。いつもに増して主観的な文ばかりで気持ち悪くてすみません。
ハロー未来
モーサムのライブを反芻するためにDVD観ながらニヤニヤしたり、シロップのDVDを観る決意をようやく固めたりしてる間に週末が終わってた。
そして、スパルタローカルズさん、ようやく動き出しましたね。正直、最初移籍の話を見掛けたときは戸惑いの方が大きくて。べつにインディーズに行くことにネガティブなイメージがあるわけじゃないけど、あそこにスパルタというイメージがあんまりなかったからびっくりして、ついこの前移籍したばっかりなのにもう・・・?とかぐるぐるしてた。
でもね、あの新しいアー写のかっこよさを見たら、なんだかもう、関係ないことになって、楽しい気持ちになったよ。私には詳しい事情なんて何一つわからないけど、今回の選択は、バンド自らが考え抜いてつかんだ最良のものだったんだろうな。そう納得せざるを得ないくらい、みんな男前な、いい顔してる。とりあえずアルバムが楽しみすぎて、身震いがとまらない。スパルタ欠乏症、早く治したい!
次元が違うんだよなあ
今日は一日、昨日のライブを思い返してはニヤニヤしてました。あーホントにたのしかった!
具体的なことはホントに昨日のメモ通り。凄かった、かっこよかった、カオスだった。踊り狂いながら何度も、「一体どうしちゃったんだこのバンド・・・!」って言葉が頭をよぎる始末(笑)
3人が3人ともぶっ飛んだテンションで、こっちも異次元に飛ばされました。最初から最後までどこかに連れていかれる!って感覚を保てたライブはホントに久しぶり。
やっぱりモーサムは唯一無二のバンドだなあ・・・って、渋谷まで風船を振り回して歩きつつ、しみじみと思いました。モモナイトのチケットも買ったし、来月もまたトリップできるといいな!
やんなっちゃうんだよ
髭ちゃんの新作!こんなにわくわくしたのは久しぶり。1曲40分っていうと、どうしてもフィッシュマンズがよぎるけど、髭ちゃんはどんなことをやってくれちゃうんだろう。今年の髭ちゃんからはやっぱり目が離せない。
須藤さんって実は頭がよすぎていろいろ考えすぎる人なんじゃないかと勝手に思ってる。今までどうやってバンドを大きくしていくか、どうやってみんなを楽しませるかってことにすごく頭を使ってきて、今年はじゃあこれから自分たちはどう楽しんでいくのかってことをすごく考えてるんじゃないかな。Zeppはその過渡期だったのかも。
まだまだ未知の境地を開いてくれそうな髭ちゃん、とりあえずジェイソンを身震いしながら待ちます!
プレイボール!
モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号
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ある時期私の中で柴田元幸は神様に近い存在だった。オースターとかミルハウザーとかむさぼるように読んだなあ。今でも大好きだけど。
とかそんなことを思い出しながら読んでいる途中。なかなか読みごたえありそうなのでじっくり読みます。西岡兄妹とカフカの組み合わせは合いすぎてて怖ろしいね。シェリー・ジャクスンの「血」ていう短編はなかなか面白かった。T・ボイルの「血の雨」と同じ発想だけど、こっちのが生々しくて鮮烈。
ひさびさに読書の愉しみを味わってる感じがする。第二号も楽しみ。