お祭り騒ぎの低空飛行

髭(HiGE)
Chaos in Apple Tour@SHIBUYA CLUB QUATTRO 11/28
てなわけで。きのうの記憶をしぼりだしながらだらだらいきます。

開演10分ぐらい押しで、メンバー悠々と登場。そのままセッション始めたんだけど、それがもう照明の効果もあって後光がさしてるかのごとく、ちょうかっこよかった。そのまんまいきなり寄生虫×ベイビー×ゴー!なもんだから、嬉しすぎて腰が砕けるかと思いました。まさかまさかの1曲目。音が太くてしびれまくり。つづけてハリキリ、ブラッディ、ドーナツにシースーてくるもんで、すでにこの段階で頭のねじが飛んだよ。うあーたのしいー。

中盤、「僕とフィリポの曲だよ」と須藤さんが言って始めた「100%太陽」から「せってん」「ワンモアタイム ワンモアチャンス」のラブソング(?)3連発が個人的ハイライトでした。気持ちよすぎてゆらゆらしてしまう。ワンモアタイムの斎藤さんのコーラスがいっちゃってる感じでとてもかっこよかった。

同じく「ダブリン」も、音のカオスに包まれる感じでトリップできました。いやー生で聴けてよかったー。

須藤さんはなんだかご機嫌でノリノリでした。MCもなんかリラックスして素な感じ。「マジでありがとう!」って何度も言ってた。
ダーティーな世界への誘いで何度も何度も「行きたいか行きたくないかで言ったら行きたい?」「しつこい?しつこいかしつこくないかで言ったらしつこい?」て繰り返してた須藤さんが、素敵にうざ・・・いや、かっこよかったです。「イカせてやるよ!」でドーンと曲始まるのとか。

ツアー初日なのにすごく楽しい、全然緊張してないよって話して「いつもの初日の僕たちはまじめなクインテットだからね。プルプルプルプルしてるよ。斎藤くんの手も痙攣してるよ」「フィリポが震えてるのは犬だから。チワワなんだよ」・・・そうか、フィリポはくぅちゃんなのか。

んで、今日の僕らは違うよ、マヌケなクインテットさ!と怒涛の本編ラストへ。須藤さんが力一杯!って感じに歌い上げてて、やっぱりじーんときてしまいました。

アンコールもまたたのしかった!例によってフィリポの「アンコールどうもありがとう!」って挨拶、宮っtea先生のアオリ。宮っtea先生が大森南朋に見えたのは私だけかしら。

須藤さんとコテイスイ、遅れて登場。須藤さんパーカーを後ろ前に着てフードで顔を覆ってる!手には赤い薔薇!白薔薇のイントロを奏でる3人にその薔薇をくわえさせる!全く動揺せずに薔薇をきめたまま演奏をつづける斎藤UK。さすが王子。

須藤さんスピーカー横によじのぼり、「要は僕が君らのことをどれくらい好きかが問題なんだろー?大好きです!愛してまーす!」と連呼。「くだらない人間です!ごめんなさい!でも愛してます!」ってことばに、なぜだか涙が出そうになった。「地球が滅亡して、この宇宙がなくなっても、僕がみんなに好きだって言った、この瞬間は存在するんだ」

で、ほんとの最後の曲は「GOO」。始める前に須藤さんと斎藤さんが、なんか邪悪な笑みでアイコンタクト取ってた。ただ曲が始まってすぐ、「ギターの音が小さすぎる」と須藤さん中断。そういえば、今回はよくギター変えてました。ギター弾きたい気分?そんなアクシデントはあったけど、やっぱりGOOはいい曲だった。私はコーラスしてるときの斎藤さんの顔がすごく好きだということがわかった。

アンコールは一回でさっくり終えて、1時間半くらいかな。やー、たのしかったけど「電波にのって」や「I'm so Sick」聴きたかったなー。まあAXのおたのしみにとっとこう。

しかし髭ちゃんライブは前方と後方で客層がぱっきりわかれるね・・・ちょうど真ん中、分断線(笑)のとこにいたけど、「Mrアメリカ」のときに眼鏡をあやうく壊しそうになったので、次回からは後ろでじっくり観ようかな・・・と考えてます。まあ、ノリかたは人それぞれよね。

全体的にリラックスした、素直に楽しめるいいライブでした。これから全国回って、パワーアップして帰ってくる五人を観られると思うと、たのしみすぎて鼻血出そう。