君たちはトーキョウのバレリーナ

スパルタローカルズツアーファイナルを見届けに、アカサカサカスまで乗り込んで参りました。

今日のライブは、私の中でちょっと特別なものになりそうです。ひさびさに、感情をぐちゃぐちゃにかきみだされるような、なんか、すごくじぶんが芯からぐらぐらゆさぶられるような、そんな感覚を味わいました。もちろん、すさまじくたのしかったです。感じたことの何割をことばにできるかわからないけど、やってみます。
水谷豊?の歌謡曲に合わせて登場したメンバーの皆さん、光広さんがピンクの薔薇を頭にさしてるwwwそしてもちろんそれを客席に向かって放るwww爆笑しつつも日比谷野音を思い出してテンションあがりました。

今日はニューヒーローからスタート。あいかわらず音のキレが凄い!お客さんがあまりエンジンかかってなくて、おや?と思いつつたのしくおどる。スッカスカだったらどうしよう、とかこっそり危惧してたんですが、気持ちよくおどれて盛り上がれるほどよい感じの入りでほっとしました。

伊東さんはいつまであの東京メトロシャツを着続けるのかしら?今年のテーマ服?とか思いながら、ディストーションブルースボーイやまぼろしFOREVERでおどる。最近の曲なのに妙に懐かしく感じるのはなぜだろう(笑)じぇっじぇっじゅー!あたりではお客さんもかなりあったまってきてて、コウセイの「みなさんごいっしょにいい!」にもばっちりこたえてました。
「赤坂なんてみんな来ないでしょう、田舎者ばっかりだからね」なんてコウセイが失礼極まりない決めつけをかましながら始まったのがGood News。ぎゅっとつかまれた。アルバムのなかでいちばん好きな曲なので、じっくり聴いた。
そしてつづけて始まった赤い砂。この曲にすべてもってかれた。照明が素晴らしくて、一瞬の間のあと、「ひろーがりー」で、ほんとうに真っ赤に染まった、四人を見た瞬間、なぜだか涙がぼろぼろ出てきました。かなしい、とかせつない、とかひとことではいいあらわせない、ぎゅっと胸がつまる感覚。しかもつづけて「死んでしまった夏のために」という言葉とともにバイオレンスサマーが。真っ白な照明がほんとうに、後光がさしているようで、あらゆる感情がごっちゃになって、涙がとまらなくなった。4人の演奏している姿がなんだか、ほんとうに、おごそかに見えて、万感、ってことばがあたまをよぎった。エレベーターエレベータもPOGOも、演奏のすごみにただただ圧倒されて顔がぐちゃぐちゃのままたちつくしていました。

そしてTHE CLUBから怒涛のダンスタイム!泣いてるのか笑ってるのかわからないテンションのまま、おどりくるいました。すさまじいかっこよさだった。ギャップがきたときにはじぶんの声とは思えないような奇声を発してしまった。そのまっしろなテンションのまま、本編ラストはチャランボ。圧倒された、とにかくこの曲はライブが格段にいい。

あまり間をおかずにアンコール、コウセイがパレードのPVで着てたジャケットを羽織って登場。ビニールシートみたいな素材で「通気性ゼロ」だそう、コウセイがしきりに腕の曲げにくさをアピールしてました(笑)そして始まったのが新曲。イントロを聴いた瞬間、ヤバい、泣く、と直感し、せっかくおさまってた涙がまたぼろぼろあふれてきて、ステージ上にくぎづけになりながら、「まるで水のようだ」と歌うコウセイに必死で目を凝らしていました。こんなにせつなくて、テンション高いのに平熱で、心臓に入り込むような曲は、きっといまの彼らにしかつくれない。つづけて、コウセイが「俺、俺のために歌う!お前、お前のために踊れ!」と宣言して、パレードを。ほんとにこのひとのことばはなんでこんなに胸に刺さるんだろう、なんてかっこいいんだろう、と泣きながら笑顔で、全力でおどりました。ばかやろう、コウセイが指名したのはなんとダイノジおおちさん!芸能人がそんなに前方で観てると思わなかったのでびっくり。最近糖尿になったという彼の、「ばかやろおおお!」でスタート。最近この曲が観るたびにかっこよくなっている気がする。全力で叫びました、おどりました。

ダブルアンコールは、トーキョウバレリーナ
この曲がこんなに沁みたの、はじめてかもしれない。ほんとにたのしい!っていう気持ちと感動がいりまじって、泣きながら笑いながら、この空間にいられることを感謝しながら、おどりきった。渋公のグランジシスター、野音のアポロとおなじくらい、こころにのこる一曲になりそう。

終演後グッズを注文しようとしたら、声がでなくなっててびっくりしました(笑)燃え尽きた。ほんとに、こんなに、感動できて、こころのそこから感謝したいです。一生ついていきます。DVDになるといいな。