昨日より今日が

ほんとうに、いいライブだったなあ。昨日は純粋にライブがたのしくて、最後だって実感がまったく湧かなかったんだけど、いろんな人の感想を読んでて、ようやくもうSyrup16gはいないんだな、と。さびしい。せつない。でも、昨日のライブの思い出と、Syrup16gの曲は永遠に残るから、だから、きっと生きていける。
まさか一曲目から泣くとは思わなかった。中畑さんがバックステージにむかって手を上げて挨拶したのを見ただけで、始まる・・・!って実感して凄まじくどきどきし、きこえるかいのイントロが流れてきただけで勝手に涙が出てくる始末。

ほんとうに、どの曲も、すごく、かっこよかった。Syrup16gはやっぱりライブバンドなんだ、このメンバーじゃないとだめなんだ、と実感。中畑さんのコーラスが美しすぎて(ex人間ではキタダさんも)今後五十嵐さんが音楽活動を続けるとしても、この2人のハモりは二度と聴けないんだと思うと、胸がつまった。

明日を落としても、弾き語りだったのがちょっとショックだった。演奏はよかったけど、複雑な気分。ソロへの布石なのかな、だったら嬉しいけど最後なんだし3人でやってほしかったな。

いろんな人が書いてるけど、ほんとうに正常は凄かった。鬼気迫る、ってああいうことなんだな、と納得。キタダさんの暴れっぷりに度肝を抜かれた。本編最後のリアルも。中畑さんがあまりにもかっこよかった。かっこよすぎて過呼吸になるかと思った。

アンコールのさくらとイマジネーション、やっぱり泣いてしまった。美しすぎた。ほんとうにこんな狙ったような歌詞書きやがって!
中畑さんの五十嵐さんおんぶ、NHKホールでは見逃したので見れて嬉しかった(笑)おんぶというよりは荷物運びみたいで(笑)がっちり握手してたふたりに感動。真空で、中畑さんの伝説のロックンロォォォル!って雄叫びを聴けて震えた。
最後は、やっぱり、あの曲なんだろうな、と思ってた。だから、いつあのイントロを鳴らすんだろう、って、アンコールに入ってからずっとどきどきしていた。翌日を鳴らす前の五十嵐さんのことば、絶対に、忘れない。最高の夜をありがとう。そう言って遂に始まってしまったRebornも。

ぱっと会場が明るくなった瞬間。Syrup16gの今までずっと続いてきた歴史が、今、終わるんだな、と。だけど、今、この場にいるすべての人のなかに、Syrup16gはずっと残っていくんだな、と。

3人が手を取り合っての挨拶を見て、心からありがとうと思えた。やりとげたんだ、と。すごく晴れやかな瞬間だった。ありがとう。
っていう文を書いて放置してた。こっ恥ずかしい文だなこれ。でも、日が経ってもこの気持ちは変わらない。ありがとう、Syrup16g