土曜日なんて来る訳ない

ニセモノのPV、見ました。

音楽と人のロングインタビューにうちのめされてから、Syrup16gのことをなるべく考えないように過ごしてきたんだけど、気づけばもうアルバム発売。ほんと、早い。凄く楽しみなような凄く怖いような、複雑きわまりない状態です。

ずっと沈黙していて、やっと起こしたアクションが解散、で。そして開口一番「結局俺はニセモノなんだ」って、あまりにもらしいといえばらしくって、何も言えなくなる。NHKホールで「ニセモノ」の次に「I・N・M」が演奏されたとき、五十嵐さんは「俺は俺でいるためにただ戦って」たどりついた結論が「ニセモノ」なんだろうか、それとも「ニセモノ」だけど今でもそんな自分でありつづけるために戦っているんだろうか、どっちなんだろう、とか考えたことを思い出しました。

泣いても笑っても、終わりの日は来る。アルバム、聴きます。